支援前の課題

同社では、AI活用とDXの推進が急務となっていました。しかし、一部業務へのAI適用や研修だけでは全社的な変革につながりにくく、経営と現場をつなぐ方針づくりが必要でした。
具体的には、次のような課題がありました。
ボトムアップの施策だけでは、一過性の取り組みに留まる懸念があった。
市場環境や競合のAI活用動向を踏まえた、全社戦略や優先投資領域を描ききれていなかった。
DX推進部の取り組みを、経営陣を巻き込んだ全社的な経営課題として議論しきれていなかった。
支援内容

リフレームは、戦略づくりの知見とAI活用の知見を組み合わせ、3つのフェーズで支援しました。
経営陣と一緒に全社方針を整理しながら、現場では早期に成果が出やすい業務からAI活用を進め、戦略を実行につなげやすい形にしました。
フェーズ1:現状調査と経営陣インタビュー
最新の業界動向および競合プレイヤーのAI取り組み動向を徹底調査。
その事実・調査結果をベースに、経営陣への個別インタビューを行い、現状の危機感と目指すべき方向性の解像度を上げた。
フェーズ2:戦略・方針策定ワークショップ
経営陣および各部門の統括クラスを交えた戦略策定ワークショップを定期開催。
3ヶ月をかけて段階的に、中期的なAI戦略・方針、および具体的なロードマップへ落とし込んだ。
フェーズ3:特定部門でのクイックヒット創出
全社戦略のおおよその骨子が見えた段階で、特定の部門を対象にAI活用による業務変革を開始。
費用対効果と実効性を現場で肌で確認できる伴走支援を並行して実施した 。
成果・効果

全社としてAI活用を進めるための方針が整理され、現場でも具体的な成果が確認されました。全社AI戦略ロードマップと15件の実行施策の策定に加え、特定部門では対象業務の工数削減にもつながりました。
【定量成果】
3ヶ月間で、中期AI戦略の方針と15件の具体的な実行施策を策定した。
特定部門でAI活用による業務変革を実行し、対象業務の工数を約10%削減した。
【定性成果】
経営陣と各部門の統括クラスの間で、AIに対する共通理解が形成された。
AI時代に合わせた組織の在り方、人事評価制度、求める人材要件の見直しについて、経営陣の合意形成につながった。

